矯正歯科

私自身の体験談になりますが、歯列矯正を始めたのは幼稚園の頃で、25年程前の話になります。アメリカでは親が子供に歯の矯正をしてあげる事が良くある事で、日本ではまだまだ認知されていない時代でした。

通院していた歯科医からの勧めで、矯正歯科を紹介して貰って、両親が治療を促した形になります。

物心ついてから1本だけずれている(奥に引っ込んでいる等)、真っ直ぐにはえていない歯や親知らず以外の抜歯も数本伴う歯列矯正の治療をして頂いたと思いますが、矯正装置を装着するまでは、年に1度のペースで歯の成長を見つつの診察で、本格的に始まったのは、10歳の頃から15歳まで取り外しのできない形の装置で、以後、1年程は、昼夜を問わずに取り外しの可能な装置(マウスピースに良く似たもの)に変わりました。

それから5年程は就寝時の装着のみに移行しつつ、20歳前後の時点で、親知らずを4本とも抜歯が望ましいとの判断にて、1本ずつ期間を置きつつ抜歯をし、抜歯後1年のちの診察で治療終了になりました。

装置を装着している間は、装置が壊れる恐れのある食材を食べる事ができないと言った食事制限が常にあったり、上下の装置を輪ゴムで昼夜を問わず固定(時期が異なりますが奥歯の辺りの時と、前歯の時が有り)でしたので、喋り辛い時もありました。

私の場合は、成長に合わせての治療でしたので、長期間に渡るものでしたが、治療期間と治療内容・治療し始める時期は人それぞれです。

治療しているのに、虫歯を作る事は御法度ですし、抜歯の痛みや、装置を定期的に締め付けて、歯を動かしていきますので、締め付け間が暫くは続きます。矯正をしている本人の努力・忍耐力は必要です。

私の治療は、外科的手術ではありませんでしたので、保険の適用外での治療でした。金額的にも、両親が施してくれなければ、自分から進んで矯正をしようとまでなったか分かりません。

幼い頃の写真・治療中の矯正装置が付いている状態の歯が見える写真等をみつつ、今と比較すると、両親にして貰って良かったと思いますし、親に感謝しつつ、自分自身も治療を頑張って良かったと思います。

歯のかみ合わせは、顔の人相や食べ物の咀嚼によって、胃等にも影響を及ぼします。実際に50歳を過ぎた矯正歯科の院長自ら、歯の矯正をされていらっしゃいましたので、歯の矯正に年齢は関係ないと思います。

先日、甥っ子が千葉市内の矯正歯科で治療をしていると言っていましたが、初めに気が付いたのは器具がずいぶん目立たなくなったものだなと思いました。

期間も、私の時のそれとは比べ物にならないくらい短期間で済む様ですので医療の進歩とはすごいものだなと思いました。